2024年度第2クォーターに,先導STEAM人材育成プログラム(KU-STEAM)の一環として,「実践インターンシップ」を開講し,本学学生7名(うち,スマート創成科学類2年,経済学類2年,国際学類2年,物質化学類2・3年,機械工学類4年,電子情報通信学類2年)が参加しました。
この授業は,文理融合・分野横断の学びを通して修得した知識やスキルを社会共創の場で実際に行動・挑戦することで,課題解決能力の実践知を育むことを目的に,社会のリアルな課題に対して,課題発見・解決を実践するインターンシップです。授業では,1)事前研修,2)実践学習,3)振り返りの3つのプログラムで構成され,実際のフィールドで課題の解決法について企業・自治体等の方と一緒に課題の解決策を考え,実際に行動しました。
〇受入先:TSK株式会社
・テーマ:ものづくり企業の認知度アップの方法を考えて実践してみよう!
・キーワード:#ものづくり #企画 #認知度 #広報
・詳細:シラバス
実践インターンシップ(ものづくり企業の認知度アップの方法を考えて実践してみよう)では,オープンファクトリーの企画やポスター作成,SNS記事の作成など,新しいアイデアでものづくり企業の認知度を高める企画を提案しました。
履修者からは,「大学の講義ではあまり体験できないビジネスにおける思考を体験できた。与えられた課題に対し,どのようにアプローチしたらよいか分からなかったが,融合先導知実践演習B,Cの講義を履修して考え方をこれから学びたいと思った」「KU-STEAMの授業として参加するなら,デザイン思考は履修していた方がよりよいアイデアを出すのに役立つと思う。他のKU-STEAMの授業も全部役立っており,学んだことを実践している!!と実感した」「大学で専門科目の勉強に力を入れることも重要だが,広い視野を持ち,さまざまな考え方や価値観を受け入れることも同様に大切である。実践インターンシップでは,就職活動の前に,企業と関わり,働く上で重要なことを学ぶことができる。さらに,異なる専門分野の学生と価値観を共有でき,企業や学生との関わりを通じて価値観を広げたい人に薦めたい」といった声が寄せられました。
〇2024年度第2クォーター開講「実践インターンシップ」の募集記事はこちら
〇2023年度第4クォーター開講「実践インターンシップ」活動報告はこちら
<参照>
・TSK株式会社の詳細はこちら
お問い合わせは下記までお願いします。
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金沢大学 教学マネジメントセンター
山下 貴弘(特任助教),林 透(教授)
〒920-1192 石川県金沢市角間町
TEL:076-264-5986
E-mail: ku-steam(a)ml.kanazawa-u.ac.jp
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※(a)は@に置き換えてください。