活動報告

授業収録・デジタルコンテンツ利活用のためのプラットフォームづくりに関する研究会(教育DX研究会)を開催しました!

 12月9日(木)13:30~15:30,学術メディア創成センター2階・プレゼンテーションルームにて,教育のDX(デジタルトランスフィーメーション)化に関し先進的取組を進めている北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)から長谷川 忍 遠隔教育研究イノベーションセンター教授をお招きし,「授業収録・デジタルコンテンツ利活用のためのプラットフォームづくりに関する研究会」を開催し,教学マネジメントセンター,学術メディア創成センター,融合学域先導学類,学務課の11名の教職員が参加しました。

 本学が文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」を通して進める全学的なSTEAM教育の取組おいて,融合学域や先導STEAM人材育成プログラムで開講される授業科目等のデジタルコンテンツ化及びその利活用が求められています。現在,「知識集約型社会を支える人材育成事業」において,融合学域を中心に使用する教室設置型収録システムの整備,先導STEAM人材育成プログラム・リテラシー科目系での先導学類及び副専攻プログラムのデジタルコンテンツ化の準備を進めています。学生にとって,「選択しやすい」「視聴しやすい」「連続学習しやすい」ハード・ソフト両面の環境整備が必要であり,学習支援システムやインストラクショナル・デザインの観点から,他大学の専門家による実践事例等に学ぶため,今回の研究会を企画しました。

 長谷川先生からは,JAISTにおける過去15年以上の授業収録システムの変遷の歴史や実績を紹介いただきながら,コロナ禍以前から先駆的に取り組んできた授業デジタルコンテンツ利活用のプラットフォームづくりについて,インストラクショナル・デザインの専門的知見を踏まえた話題提供をいただきました。

 その後,参加者からの質問やコメントを通して,本学全体や先導STEAM人材育成プログラムにおける授業科目等のデジタルコンテンツ利活用について具体的事例を交えながら,活発な意見交換があり,今後の環境整備に向け,充実した研究会となりました。

教育DX研究会の様子