令和7年7月16日(水)10:00~12:00,令和7年度第2回全学FD研修会「大学院における分野横断型教育の意義と価値~ラボローテーションを中心に考える~」をオンライン開催し,学内の教職員58名が参加しました。
本学では,令和4年度より大学院GS基盤科目,大学院GS発展科目を開講し,研究科を横断したカリキュラム設計を実現し,博士前期課程・修士課程における異分野研究探査(ラボローテーション)を全研究科共通に課しています。今回の研修会では,東北大学における先進的な取組に関する基調講演に加え,本学における異分野研究探査(ラボローテーション)に関する事例紹介を行うことを通して,大学院における分野横断型教育の意義と価値について考える機会を提供しました。
森本 章治 理事(総括・大学改革・教育・情報担当)/副学長からの開会挨拶,谷内 通 学長補佐(企画評価・教育改革・学生募集・高大院接続担当)/教務委員会委員長からの趣旨説明の後,東北大学 高等大学院機構 大学院改革推進センター長 安藤 晃 氏より,「東北大学大学院における分野横断型教育とトランスファラブルスキル養成~大学院学生に求められる新しい学びの姿~」と題して基調講演がありました。その後,本学における異分野研究探査(ラボローテーション)の事例紹介として,人間社会研究域人文学系 猪瀬 千尋 准教授,理工研究域数物科学系 長尾 秀実 教授,医薬保健研究域医学系 三枝 理博 教授より話題提供がありました。
後半の意見交換では,林 透 教学マネジメントセンター副センター長の進行により,大学院改革の推進組織の構成員,トランスファラブルスキルの定義づけやその測定,異分野研究探査(ラボローテーション)の学修目標や研究室選択のための必要情報などについて質疑応答がありました。フロアから多くの質問があり,今回のテーマの関心の高さが窺われました。
最後に,合田 篤子 学長補佐(教育改革・学修支援担当)/FD委員会委員長より閉会挨拶があり,盛会のうちに会を終えました。


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