2024年度第4クォーターに,先導STEAM人材育成プログラム(KU-STEAM)の一環として,「実践インターンシップ」を開講し,本学学生6名(うち,融合学域先導学類1年・1名,2年・1名,人間社会学域法学類1年・1名,人間社会学域経済学類2年・1名,理工学域電子情報通信学類2年・1名,4年・1名)が参加しました。
この授業は,文理融合・分野横断の学びを通して修得した知識やスキルを社会共創の場で実際に行動・挑戦することで,課題解決能力の実践知を育むことを目的に,社会のリアルな課題に対して,課題発見・解決を実践するインターンシップです。授業では,1)事前研修,2)実践学習,3)振り返りの3つのプログラムで構成され,実際のフィールドで課題の解決法について企業・自治体等の方と一緒に課題の解決策を考え,実際に行動しました。
〇受入先:ミミミラボ
・テーマ:デジタル×居場所をすべての子どもたちに届けたい
・キーワード:#子どもの教育 #第3の居場所 #デジタル #創造的活動
実践インターンシップ(デジタル×子供の居場所プロジェクト(ミミミラボ))では,子どもたちが,自分の「やりたいこと」を探し,「好き」を追求できる創造的な居場所をさらに充実させ,子どもたちに安心して利用できる「みんなのミミミラボ」なるアイデアについて提案しました。


履修者からは,「子供たちの好奇心を引き出す環境づくりの大切さを実感した。今後は,子どもたちがただ遊ぶだけでなく,自分の好きなことを探求し,学びを深められる機会を提供できる仕組みづくりに関わりたいと考えている。また,教育現場での情報格差を解消し,すべての子どもたちがデジタル技術を通じて世界とつながれる未来を実現するために,自らの経験を活かしてさらに学びを深めていきたい」「実社会は様々な分野が互いに影響されあい,融合して成り立っているため,文理融合的な考え方は必要不可欠であると再認識した」「私の専門分野とは異なるため,これまで子どもの居場所という役割を持つ施設について知識が全くなかった。しかし,今回のインターンシップを通して子どもの居場所について学び,関心を持つようになった。分野横断的な教育を通じて,自分とは異なる専門分野の人たちと関わることで,新しいことを学んだり,これまで縁のなかった場で活動する機会を得たりできると考えるようになった」といった声が寄せられました。
〇2024年度第4クォーター開講「実践インターンシップ」の募集記事はこちら
<参照>
・ミミミラボの詳細はこちら
お問い合わせは下記までお願いします。
-----・・・・・----------・・・・・----------
金沢大学 教学マネジメントセンター
林 透(教授)
〒920-1192 石川県金沢市角間町
E-mail: ku-steam(a)ml.kanazawa-u.ac.jp
-----・・・・・----------・・・・・----------
※(a)は@に置き換えてください。