活動報告

令和6年度第1回FD・SDラウンジを開催しました

 令和6年9月9日(月)14:00~15:00,令和6年度第1回FD・SDラウンジをオンライン開催し,学内の教職員・学生26名が参加しました。

 近年,高等教育を取り巻く環境の変化は目まぐるしく,高等教育機関としてカバーしなければならないテーマや領域が多様化し広がっていることから,新しく対応すべきテーマを中心に,最新の情報や今後の方向性を情報収集・意見交換する必要性が増しています。教学マネジメントセンターでは,時機に応じたテーマを話題に,短い時間で気軽に参加・意見交換できることをコンセプトとした新たなFD・SDイベントとして,「FD・SDラウンジ」を開催しました。

 冒頭,教学マネジメントセンター長の尾島恭子副学長(教育改革・企画評価担当)が開会挨拶を行いました。その後,同センター副センター長の林透教授による本会の趣旨説明がありました。

 続いて,九州大学大学院人間環境学研究院教育学部門(教育学部)の木村拓也教授から「国立大学における探究型入試の今後の方向性」と題し,日本の大学入試の概観,近年の総合選抜型入試に対する各大学の取組み,探究型入試の今後の方向性について基調講演がありました。

 後半の質疑応答・意見交換では,林教授によるファシリテートのもと,入試改革や大学入学後の授業改革の重要性,総合的な探究の学習が高校に導入されたことによる影響,他大学の入試制度などについて,フロアとの質疑応答を通して意見を交わし,参加者とともに探究型学習の在り方を考える機会となりました。

▲基調講演を行う九州大学の木村拓也教授
▲質疑応答・意見交換の進行を行う林教授(写真左)

お問い合わせは下記までお願いします。

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金沢大学 教学マネジメントセンター
林 透(教授),山下 貴弘(特任助教)
〒920-1192 石川県金沢市角間町
TEL:076-264-5986
E-mail: ku-steam(a)ml.kanazawa-u.ac.jp
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